平成25年より積極的勧奨が控えられていたヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンですが、令和4年4月より再び積極的勧奨ワクチンになりました。性行為によるウイルス感染の前に接種すれば、子宮頸がんの発症を高率に抑えられる効果があります。対象は11才〜高校1年生の女子ですが、勧奨が控えられていた期間に対象年齢を過ぎてしまった人への特例処置(キャッチアップ)として、高校2年生〜25才までの方も無料で接種を受けられます(令和7年3月末まで。ただし3回接種するためには令和6年9月末までに1回目接種しなければなりません)。当院では9種類のHPVウイルスに対するワクチン(シルガード9)を採用、1回目の接種から2ヶ月後、6ヶ月後と計3回接種します(15才未満は初回と6ヶ月後の2回接種で可)。予約が必ず必要で、未成年の方は接種時に親の同伴をお願いします。当日は接種券と母子手帳を持参してください。