当院では下記の予防接種(ワクチン)を行なっています(要 電話予約)。近年、お子様に推奨されるワクチンの種類は非常に多く、最大4回接種するものもありますので、月齢、年齢を確認し接種可能なワクチンを同時に受けることをお勧めします。お子様の接種時には必ず母子手帳を持参下さい。

子供の予防接種

ワクチン接種時期については毎年のように変更がありますので、最新の情報は日本小児科学会 推奨スケジュール をダウンロードしてご参照下さい。
http://www.jpeds.or.jp/uploads/files/vaccine_schedule.pdf

定期接種

① インフルエンザ菌b型(ヒブ)

 不活化ワクチン。化膿性髄膜炎を予防します。第I期は生後2カ月より接種し、27日間以上間隔を開けてさらに2回接種します。第II期は1年後1回追加接種します(合計4回)。

② 小児用肺炎球菌(PCV-13)

 不活化ワクチン。肺炎球菌による肺炎、化膿性髄膜炎、中耳炎を予防します。第I期は生後2カ月より接種し、27日以上間隔を開けてさらに2回接種します。第II期は1年後(3回目から60日間以上開けて)1回追加接種します(合4回)。

③ B型肝炎

 不活化ワクチン。1回目は生後2カ月で接種し、27日間以上間隔を開けて2回目、(1回目から)139日以上おいて3回目を接種します。

④ 四種混合(DPT-IPV)、五種混合(DPT-IPV-Hib)

 不活化ワクチン。ジフテリア、百日せき、破傷風、ポリオを予防します。第I期は生後3カ月より接種し、3〜8週間間隔を開けてさらに2回接種します。3回目から6カ月以上(初回から12〜18ヶ月)おいて4回目を追加接種します(合計4回接種)。第II期は11才、12才の間に二種混合(DT)を接種します。令和6年4月よりこの四種混合ワクチンにヒブワクチンを加えた、五種混合ワクチンが接種可能となりました。対象は4月以降に初回接種となったお子様になります。

⑤ BCG

 生ワクチン。結核を予防します。生後5カ月〜8カ月に達するまでに接種します。

⑥ 麻疹、風疹(MR)

 生ワクチン。第I期は生後1才〜2才に達するまでの間に1回、第II期は5〜7才未満に2回目を接種します。

⑦ 水痘

 生ワクチン。生後12ヶ月〜15ヶ月に達するまでの間に1回、6ヶ月〜12ヶ月間をおいて2回目を接種します。

⑧ 日本脳炎

 不活化ワクチン。第I期として生後3才〜4才の間に2回、4才〜5才の間に追加1回、第II期として9才~10才までに1回接種します(合計4回)。

任意接種

① ロタウイルス

 生ワクチン。2回法(ロタリックス)と3回法(ロタテック)があります。2回法は生後6週目から開始、4週以上おいて24週目までに2回目を接種します。3回法は4週以上おいて32週までに2回目、3回目を接種します。

② おたふくかぜ

 生ワクチン。12ヶ月〜15ヶ月の間に1回目、5〜7才未満で2回目を接種します(小児科学会推奨)。

③ インフルエンザ

 不活化ワクチン。毎年10〜11月頃に13歳未満の方は3〜4週間程度間隔をあけて2回接種します。13歳以上の方は1回接種します。

大人の予防接種

① インフルエンザ:不活化ワクチン。毎年10〜11月頃に1回接種します(高齢者では2回接種が推奨)。効果は約5ヶ月間です。当院では10月15日(月)より接種開始します。

② 肺炎球菌:不活化ワクチン。肺炎球菌による肺炎を予防します。市町村では65歳以上の高齢者に接種を勧奨しています。効果は5年間です。

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