新型コロナウイルスに関するお知らせ(8月30日現在)

 新型コロナウイルスによる急性肺炎が全世界で猛威をふるっています。元々コロナウイルスは、風邪ウイルスの10~15%程度を占めますが、重篤な肺炎は起こしませんでした。重症肺炎を起こすコロナウイルスが登場したのは、2003年のSARS-CoV(重症呼吸器症候群コロナウイルス)と、2012年のMERS-CoV(中東呼吸器症候群コロナウイルス)です。SARSは数百人の死亡者を出し短期間で終息しました。今回中国(武漢)で発生したコロナウイルス(COVID-19)は、8月30日時点で全世界で2358万人以上が罹患し、高齢者を中心に83万人以上の死者を出しています。致死率は年齢によって大きく異なり、若者では1%以下ですが、高齢者では10%程度とされています。COVID-19では感染者の8割が無症状か軽症です。今の所、地域での感染拡大は報告されておらず、感染者のごく一部の人間から散発的に限られた集団(クラスター)で感染が発生しています(クルーズ船、ライブハウス、宴会、院内感染、老人施設など)。有効な治療薬やワクチンはまだ開発されていませんが、3密(密閉、密集、密接)を避けることと、基本的防御策(マスク、手洗い、うがい)で感染を防ぐことができます。確定診断はPCR検査ですが、疑いの濃い人に限定されています。37.5℃以上の発熱があり、当院へ受診される場合は直接受診されずまずお電話をください。また、コロナ感染の疑いをお持ちの方は、京都府の「帰国者・接触者相談センター(075-414-4726、日中)」もしくは、京都市の「帰国者・接触者相談センター(075-222-3421、24時間)」までご相談下さい。

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