新型コロナ感染者が増加しています

 5月8日より新型コロナの取り扱いが5類感染症へ移行しました。新型コロナ迅速抗原検査、PCR検査、陽性者への治療費は全額公費(自己負担なし)でしたが、保険扱い(自己負担あり)になりました(ラゲブリオなどの抗ウイルス剤の薬剤費は9月末まで公費です)。京都でも6月になりコロナ感染者数は増加しています。定点観察になったためコロナ感染者の実数は把握されていませんが、定点(指定診療所)での患者数は少しずつ増加しています。高熱、咽頭痛、全身倦怠感などの症状ががそろった方はコロナ感染の可能性が高いです。また、コロナ感染者の自宅療養期間は7日間から5日間に短縮されましたが、症状が無くなってもウイルスはしばらく一部の感染者から排出される(最大2週間)ことが知られています。マスク着用は個人の判断に委ねられましたが、医療機関を受診したり高齢者施設を訪問する際、ラッシュ時の公共交通機関では引き続き着用が推奨されています。当院へお越しの際にもマスク着用でお願いします。引き続き手洗い、うがい、部屋の換気などに心がけましょう。

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